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2024年度 総計

Willにご加入の学生さんへ

学生さんにご加入いただいているWillで「どのような種類の事故が、どのような場所で、どの程度」発生しているのかを、Willの補償内容別にまとめて報告します。
より安全な学生生活を送るために、事故のデータや事故例をご参考にしてください。

Willの事故報告状況

学生さんからWill事務局に寄せられる事故報告の年次推移は、下図の通りです。(「事故報告数の年次推移」 参照)
2021年度から2023年度は新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの流行により感染症り患報告が一時的に大きく増加し、事故報告数を押し上げましたが、2024年度に入り事故報告数は新型コロナウイルス感染症の流行前に近づきました。様々な種類の事故を補償できるように、5項目の補償できめ細かく対応しています。

(事故報告ベース:単位=件)

2024年度の事故報告数
= 7,095件

事故報告数の年次推移(単位:件)

2024年度の事故内容の内訳

傷害事故報告状況と事故例

Willのケガの補償は、免責日(保険金をお支払いしない期間)が無く、入通院1日目から保険金が支払われます。また、1日~5日目までの報告が圧倒的に多く(全体の55%)、お支払いする保険金の入通院日額を高く設定し、短期間の入通院でも手厚い補償が受けられる制度です。傷害事故の多くを占める移動中の事故の中には、自転車の衝突等により大けがになる場合も含まれています。注意が必要です。

傷害事故報告数の年次推移

2024年度の傷害事故内容の内訳

2024年度の通院日数別支払い件数

事故例

授業の際に急な方向転換で膝が崩れてしまった。(靭帯損傷)
お支払いした保険金:134,000円

自転車での通学中、左側から車が衝突し左鎖骨骨折をした。
お支払いした保険金:340,000円

傷害(ケガ)事故の事故例

時間帯 内容
プライベート 砂浜を歩いている時に石で左足の裏を切った。
下校中 駅の階段を降りる際に足を踏み外し転倒した。
下校中 自転車に乗っている時Uターンしてきた車と接触し、右膝あたりを打撲・首を捻挫した。
下校中 学校から帰宅途中の原付運転中に脇道から出てきた車と衝突事故を起こし、首、右肩、腰、右足首を負傷した。
学校行事中 防災訓練をしている際に、虫に右手親指の付け根を刺され、腫れてしまった。
学校行事中 スポーツ大会のリレーで転倒し、首、腰を捻挫した。
学校行事中 洗髪の演習中、頭に50℃のお湯がかかり火傷した。
学校行事中 学校で実技をしている時にストレッチャー移乗で患者役の生徒を移す時右手首を打った。
休み時間 授業に間に合わなくて、廊下を走っていたら右足首を捻った。
休み時間 ポットでお湯を注いでいる時に左手にお湯がかかり、火傷をした。
授業中(体育以外) 環境論の授業中、川の散策をしている時、石につまずいて転んで、右足をぶつけて出血した。
体育の授業中 バレーボールで足首を捻って靭帯を切った。
体育の授業中 体育の授業のバスケットで相手選手と接触して肩から落ちた。
放課後 学校敷地内の除草作業中、ハチに左手首を刺されてしまった。

賠償責任事故報告数の状況と事故例

損害賠償事故報告の年次推移は、ほぼ年間1,500件を中心にして増減するパターンを繰り返しています。その内訳は、圧倒的に対物事故が多く、中でも養成施設や実習先の器具備品や受託物(預かり物)が多くを占めており、より細心に使用することで防げる事故も多いと思われます。ただ、数的には少ないものの、対人事故が発生した場合は示談等による解決に時間を要する事例が多く、充分な注意が求められます。

損害賠償事故報告数の年次推移

2024年度の損害賠償事故報告数 = 1,539件

2024年度の賠償事故発生時間帯

2024年度の対物事故内訳

実習先で多い破損物
1.温度計
2.患者さんの私物(コップ等)
3.ロッカーの備品(鏡等)
4.血圧計
5.パルスオキシメーター

学内で多い破損物
1.湯温計・水温系・体温計
2.ロッカーの備品(鏡等)
3.血圧計
4.モデル人形・模型
5.ベッド・オーバーテーブル

事故例

自転車で歩道を直進しようとしたところ斜めから来ている相手の自転車に気付かず衝突。相手が転倒したことによる打撲を負わせてしまった。
お支払いした保険金:336,000円

臨地実習中、パルスオキシメーターを落下させ破損させてしまった。
お支払いした保険金:11,700円

賠償事故の事故例

時間帯 内容
学内 実技練習後の片付け時、水温計を落とし、破損させてしまった。
学内 学内演習中に誤ってコッヘルで臍帯モデルを刺してしまい、亀裂を入れてしまった。
学内 扇風機にリュックがあたり破壊した。
学内 課外活動中に電源の入ったプロジェクターのレンズの前にPCを立てかけてしまい、プロジェクターの熱でPCの裏面が溶けレンズに付着し投影不能となった。
臨地実習中 根管処置中にアシストをしていて、倒れてしまい、治療に使用した根管長測定器のコードに引っ掛かり壊してしまった。
臨地実習中 一包化の調剤中、PTPシートで手を切って錠剤を血液で汚染させてしまった。
臨地実習中 患者さんの下着をレンタルリース品と一緒の袋にまとめ、ランドリーボックスに入れたため破棄されてしまった。該当品に近い物を購入し、弁償した。
臨地実習中 シーツ交換中に置時計を落下させ、破損してしまった。
臨地実習中 病院の更衣室ロッカーの鍵をどこかで紛失してしまった。紛失に伴い防犯の為シリンダーの交換も必要となった。

感染症り患の報告状況と事故例

感染症り患の年次推移は、新型コロナウィルス感染症の感染が拡大した2021年度、2022年度が突出しています。通常は2023年度、2024年度 のように、インフルエンザが流行した年は、 そのり患報告が殆どを占める傾向にあります。インフルエンザの流行が報告数全体を左右する傾向が続くと思われます。

感染症り患報告数の年次推移

インフルエンザり患の年次推移

2024年度感染症り患内訳

インフルエンザ 2,340
感染性胃腸炎 5,617
感染性胃腸炎 100
マイコプラズマ 79
流行性角結膜炎 32
A型溶結性胃腸炎 19
その他 53
総計 2,623

事故例

家族がインフルエンザに罹患。自身も発症し、病院を受診しインフルエンザA型と診断された。
お支払いした見舞金:5,000円

目が充血し痛みも伴っていたため病院を受診。検査の結果、流行性角結膜炎と診断された。
お支払いした見舞金:7,000円

感染症り患の事故例

時間帯 内容
プライベート 家族がインフルエンザに罹患。自身も発症し、病院を受診してインフルエンザA型と診断された。
プライベート 発熱したため病院を受診、検査の結果インフルエンザと診断された。
プライベート 腹痛と下痢が続いていた為、病院を受診したところ感染性胃腸炎と診断された。
プライベート 学校でマイコプラズマ肺炎が流行し、自身も発熱した為病院を受診。検査の結果マイコプラズマ肺炎と診断された。
臨地実習中 小児看護学実習後、自宅療養で発熱・発疹がみられたため病院を受診。手足口病と診断された。
臨地実習中 両目充血、目脂症状あり眼科を受診。結膜炎と診断された。
プライベート 全身のかゆみの為受診したところ、疥癬と診断された。
プライベート 朝から激しい頭痛で動けず、発熱もあり受診し、入院となった。
プライベート 家族が帯状疱疹を発症。自身も発疹・発熱があり、病院を受診。水痘と診断された。
プライベート せきが続き、風邪だと思ったが、治らないので病院を受診。検査の結果、肺結核症と診断された。

検査・予防措置の事故報告状況と事故例(臨地実習中)

実習中における感染症の検査・予防措置の報告件数は、やはりインフルエンザや新型コロナウィルス感染症の流行状況に大きく左右されています。2019年度はインフルエンザ、2020年度、2021年度、2022年度は新型コロナウィルス感染症、2023年度、2024年度はインフルエンザの流行に伴って発生したものです。この補償は、実習中の二次感染防止に有力な措置ですので、感染した懸念のある場合には、積極的に活用してください。

検査・予防措置の報告数の年次推移

2024年度の検査・予防措置の報告総数 = 214件

事故例

受け持ち患者が口にクレヨンを入れようとした所を止めた際に噛まれた。感染の恐れがある為、検査をするように実習先の医師から指示された。
お支払いした保険金:8,670円

実習中に血液が付着している物が口腔内に入った。念のため検査を行った。
お支払いした保険金:23,800円

臨地実習中の検査・予防措置の事故例

時間帯 内容
臨地実習中 器具に血液が付着している物が口腔内に入ったので、検査を受けた。
臨地実習中 実習前のグループワークで同じ部屋にいたメンバーが、病棟実習初日に新型コロナ陽性とわかった。実習中も一緒におり、濃厚接触者と判断され、PCR検査と抗原検査を受けるよう、実習先の病院から指示を受けた。
臨地実習中 実習中、受け持ちの患者がインフルエンザに罹っていたことが分かった。翌日夕方より発熱をし、検査の結果インフルエンザ陽性と診断された。
臨地実習中 実習中、受け持ち患者が鼻出血しており、圧迫止血しており、患者の目の前に座り様子を見ていた。突然患者が咳をし、学生の目の中に血の唾液が入った。実習後、実習先で血液検査を受けた。
臨地実習中 突然患者が咳をし、学生の目の中に血の唾液が入った。実習後、実習先で血液検査を受けた。
臨地実習中 突然患者が咳をし、学生の目の中に血の唾液が入った。実習後、実習先で血液検査を受けた。
臨地実習中 使用後の超音波スケーラーのチップが指に刺さったので検査を受けた。
臨地実習中 縫合の作業にとりかかる際、誤って指に刺してしまった。感染の恐れがあるため、検査をするように実習先の医師から指示されたので、検査を受けた。
臨地実習中 患者さんの入れ歯を外そうとした際に噛まれてしまい出血。感染の恐れがあるため、検査をするように実習先の医師から指示されたので検査を受けた。
臨地実習中 手術中、縫合をしていて縫合針が左手薬指に刺さったので、検査を受けた。
臨地実習中 インスリン投与後に使用した針であると予測がつき直ちにスタッフに報告し流水で洗浄した。その後感染の恐れがある為血液検査をし感染予防のための治療を行った。

二次感染事故の報告状況と事故例

実習中の二次感染事故は、他の事故と比べると発生件数は少ない傾向にあります。ただ、実習中に二次感染事故が発生すると、実習先施設との関係に重大な影響をもたらすことが少なくありません。実際に、二次感染事故の発生により実習の受け入れを断られるような事例もあり、学校のカリキュラム全体に大きな支障をもたらすので、体調管理などに充分な注意を払う必要があります。また、二次感染事故が発生した実習先施設は、円グラフにあるように、病院と介護・福祉施設が多くを占めています。

二次感染事故の報告数の年次推移

二次感染事故の発生場所(直近3年間)

事故例

実習先の病院で体調不良となった為指導者に報告した。PCR検査をすると新型コロナウイルス陽性であった。受け持ち患者及び同室の患者さんにPCR検査を実施。

介護リハセンターで実習中の学生が発熱。PCR検査で陽性。職員、利用者のPCR検査実施。1週間、事業所を閉鎖。

臨地実習中における二次感染の事故例

時間帯 内容
臨地実習中 実習先の病院で体調不良となった為指導者に報告した。PCR検査をするように指示を受け実施したところ、新型コロナウイルス陽性であった。受け持ち患者及び同室の患者にPCR検査を実施。
臨地実習中 実習期間中に新型コロナウイルス陽性判明。濃厚接触者である利用者様の感染を確認。検査費用等、病院側からの請求はなかったが、学校より教員2名が謝罪の訪問をした。
臨地実習中 学生のアルバイト先で新型コロナウイルスの陽性者がでた旨の連絡があった。学生は無症状であるが実習を早退し、PCR検査センターにて検査したところ、陽性であった。そのため二次感染事故の危険が生じたため実習先の施設長の判断で学生と接触のあったスタッフおよび利用者等計20名に対して検査キットを用いて検査を実施した。
臨地実習中 新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者となり、PCR検査を受け、感染が確認されたため実習先の保育者及び子どもたちが接触者としてPCR検査の対象となった。施設に謝罪し、子どもにもお詫びの品を渡し、幼稚園から病院までの交通費も支払った。
臨地実習中 鼻水がとまらないといった症状があったが、花粉症の症状だと思い実習に行き一日過ごした。体中に痛みが出た。翌日、抗原検査を受けたところ、コロナ陽性という結果だった。実習中、接触のあった4名が陽性となり、5日間診療所が休診となってしまった。
臨地実習中 訪問看護師に同行し、3件のお宅訪問し実習を行ったが体調不良なく帰宅する。翌日、倦怠感と体温が38℃だったため受診し、上記コロナ陽性との診断うける。訪問した利用者とその家族(5名)、訪問看護師(今回請求なし)全員(3名)の抗原検査を実施し、全員が陰性。
臨地実習中 朝、学生本人に嗄声あり。12:00 本人が発熱。16:00 抗原検査の結果コロナ陽性となったため、かかわった患者様2名に各2回のTRC検査を実施(陰性)。
臨地実習中 どこで感染したか不明だが、急性上気道炎と診断された。学生の診断名が付くまでの間訪問看護に行けなくなり、メンバー間で訪問の調整をしていただくなどご迷惑をおかけしたのでお詫びの品を購入し持参した。

共済制度によるその他の補償の事故報告状況と事故例

感染症り患以外の共済制度による補償の報告数を纏めました。各年度の報告数は、大きな変動なく推移しています。例年、報告数は「賠償保険の対象外の事故」が発生した場合と、「実習中などで予期せぬ損害」を受けた場合が多くを占めています。報告件数は賠償事故などの1/10程度ですが、共済制度のこの補償が学生生活の全般にわたりきめ細かくサポートしている状況が読みと取れます。

共済制度によるその他の補償報告数年次推移

共済制度によるその他の補償報告2024年度内訳

事故例

老年看護学実習で本を借りた際に、貸出表に所持者と本の名前を別に記入してしまい、本を返す際に紛失したことに気づき弁償した。
お支払いした見舞金:3,300円

体育の授業中、ドッジボールの試合を行っている際、相手チームの投げたボールが、顔面にあたり眼鏡が破損した。
お支払いした見舞金:12,780円

共済制度によるその他の補償の事故例

時間帯 内容
臨地実習中 実習施設から実習のために借用したパルスオキシメーターを紛失した。
学校管理下 老年看護学実習で本を借りた際に、貸出表に所持者と本の名前を別に記入してしまった。本を返す際に紛失したことに気づき、家や学校を探したが見つからなかった。
学校管理下 学校から実習のために借りていた自転車をパンクさせてしまった。
臨地実習中 実習中、鍵をかけ、指定された駐輪場に自転車(学校所有)を駐輪していたが、盗難された。
学校管理下 ドッジボールをしている際に投げたボールが他の学生の顔に当たり、メガネが破損した。
臨地実習中 実習中、80代認知症患者(難聴あり)との会話中、患者が腕を振り上げたところ、学生の眼鏡にあたった。眼鏡が落下し、眼鏡のフレームが変形し、レンズが外れ傷がついた。
臨地実習中 実習中に、看護師が激しい叱責をスタッフにしているところを目撃し、同意を求められることがあり、心理的負担が大きかった。無視や私物の紛失なども続き、心理的不安になってしまった。
臨地実習中 実習中に個別指導を受けた際、極度の緊張と動悸、切迫感におそわれてしまった。精神状態が不安定となり心療内科を受診した。重度の抑うつ状態と診断される。投薬治療3週間の休養。
臨地実習中 訪問看護実習中、患者宅で左目の充血と軽い痛みがあった。ネコを飼っている患者宅で、アレルギーの可能性があり、病院を受診した。
臨地実習中 病棟実習で手袋を装着し、シーツ交換を実施。装着中からかゆみと赤みあり。その日の夜、かゆみ、湿疹、赤身が強く発症。眠れないほどのかゆみ持続。冷やすなどの対応をしていたが、症状治まらずクリニックを受診。