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日本看護学校協議会共済会の補償制度

針刺し事故など外傷を伴う微生物による感染事故例 外傷を伴わない微生物による感染事故例

外傷を伴わない微生物による感染事故例 part 1

◆1 肝炎

凡例(A:看護 B:MT C:歯科

  感染事故例 お支払金額 (円)
実習中、B型肝炎の患者さんが吐き気をもよおしたため、援助を行った際、突然吐血し、血液が頸部と前腕にかかった。 40,250
B型肝炎の患者さんが急に吐血し、その血液が口腔内に入った。感染の疑いがあり検査した。 19,400
患者さん(HBV+)の処置を見学中、麻酔を注入中に注射器がはずれ、麻酔液が飛び出て、口と目に入った。 5,580
C型ウイルスを持った患者さんの足浴をした所、軽石で足をこすった際に、少量の出血が見られた。ゴム手袋を着用していなかったので検査をした。 14,630
実習中、ストーマ造設術後の患者さんの介助中、転倒しそうになったので、手袋をしないで介助したら、血液まじりの粘液が腕や指先に付着した。患者さんは、HCV感染者であり、学生は指にささくれがあり、感染の恐れがあるので、検査をした。 12,640
実習中、手術の立合いで、C型肝炎である患者さんの血液が手に付着した。感染の疑いがあるので、検査をした。 10,520
胃内視鏡の検査の介助をしていて、C型肝炎の患者さんの血液が混入した吐物に、触れてしまった。 8,290
実習先で、C型肝炎の患者さんの点滴の接合部分がはずれ、血が逆流していた。患者さんの血液がたれてしまい、右手中指に傷があったので付着し、検査をした。 6,780
分娩介助中に羊水が勢いよく飛び出して、頭からかぶり、口腔・眼に入った。 5,820
実習で、片付けをしていた際、汚水入れのバケツをトイレに捨てに行った際、汚水が飛び散り、腕の創傷部に付着した。感染症の患者さんの汚物であったので、感染の疑い。 5,720
実習中、患者さんにヒゲソリのカバーをはずして渡した際、手を切ってしまったが、患者さんが気づかずに使ってしまった。自分の血がついたカミソリで髭をそったので、自分が感染源でないかどうか検査をした。 4,700
助産師が滅菌手袋を装着し、妊婦の内診を行った後、手袋を外す際に、手袋に付着している分泌物・血液が飛び散り、目の中に入った。 2,640
臨床実習中、電気メス使用前に歯科医師がかけたエアーで血液が飛び、目に入った。実習先の指示により自己のB型肝炎抗体検査を受け、翌日免疫グロブリンの接種を受ける。(診療に行っていた患者さんには感染の既往なし) 70,063
実習中、B型肝炎の患者さんの口腔介助中、唾液が飛んできて、眼に入ってしまった。 2,370
C型肝炎の患者さんに使用した超音波スケーラーのチップを、知らずに実習生同士の実習に使用した。感染の可能性があるので、検査をした。 37,897

◆2 結核

凡例(A:看護 B:MT C:歯科

  感染事故例 お支払金額 (円)
実習中、受け持ち患者さんがガフキー9号に感染した可能性があるので、検査をした。 37,800
実習先で受け持ち患者さんが肺結核と診断され、感染の疑いがあり、検査をした。 18,170
実習中、受け持ち患者さんと同室の患者さんからガフキー6号が検出されたことが判明。検査が必要となった。(5名が検査) 22,680
基礎看護実習を行っていたところ、当初「肺炎」と診断されていた患者さんに、後日「結核菌」が検出され、「結核」と診断されたため、結核菌感染の疑いがあり検査をした。 96,286
実習中、肺結核の疑いがあると言われ、二次感染の恐れがあり、81名を対象にツ反・胸部レントゲンを撮った。 68,440
受け持ち患者さんが肺結(ガフキー9号)と診断される。ツ反・胸部x−p等の検査を受けたが継続フォローが必要な状況。他、学生12名、指導教員1名。 19,260
受け持ち患者さんが肺結核だとわかったので、感染の可能性があり、検査をした。 6,170
訪問看護に同行した訪問先の利用者から、ガフキー4号が検出された。念のため検査をした。 2,480
実習中、受持ち患者さんが結核に感染していることが判明し、検査した結果、結核に感染したことが判明。入院治療をした。 80,000
受け持ち患者さんが結核と診断されたので、検査をした。2ヶ月後のツ反で陽性となり、内服治療をした。 6,050
受け持ち患者さんから結核菌(ガフキー8号)が検出。ツベルクリンを接種。 26,762
検査に立ち会った患者さんが、後日、結核であることが判明。 6,730
実習担当の患者さんからガフキー8号が検出され、検査をした。 20,950
実習期間に結核病棟に出入りしていた。肺結核に感染。 89,440
実習中、受け持った患者さんと同室の患者さんから、ガフキー1号が検出されたので、結核感染の疑いがあり、検査をした。 11,220

※結核に関しては、前年度同様、平成18年度も事故報告は数多く寄せられました。学生から患者さんへという、二次・三次感染の報告も増えております。充分ご注意の上、臨地実習に望まれると良いと考えられます。

◆3 MRSA

凡例(A:看護 B:MT C:歯科

  感染事故例 お支払金額 (円)
受け持ち患者さんからMRSAが検出された。 1,690
実習中、病棟内でMRSAの患者さんが出たため、検査を行った。 9,600
ICU実習中、接触した患者さんの痰からMRSAが検出された。 5,250
実習中、受持ち患者さんからMRSAが検出されたため、検査をした。 2,000
老年看護実習から次の実習に入る前に、MRSA検査を受けたところ、陽性となった。 5,975
実習前の検査ではMRSAは陰性だったのが、実習終了後の検査で陽性となった。MRSA感染。 2,510
実習中、受け持ち患者さんからMRSAが検出された。 4,190
病院実習で、受け持ち患者さんの喀痰からMRSAが検出された。 1,740
病院実習中、受け持ち患者さんからMRSAが検出されたので、検査をした。 3,050
実習中、受け持ち患者さんからMRSAが検出され、感染の疑いがあるので、検査をした。 2,710

※平成18年度のMRSAの感染事故報告は、前年度よりも増加しております。MRSAは健康であるべき学生さんよりも、二次・三次感染として、実習受け持ち患者さんへの発症が懸念されます。受け入れ施設でも院内感染事故対策委員会などを設置しているケースが多いので、受け入れ施設と相談し、速やかな対応が必要と考えられます。

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